かつてフランス南西部に存在した地域、Comté de Nice コンテ・ド・ニース。
現在のイタリアとフランスの国境近くに位置し、何度も支配者がかわるなど様々な戦争などに苦しめられた歴史がある。
1388年頃に建国され、1500年頃にはサヴォワ公国の一部となったコンテ・ド・ニース。
一度フランスに帰属したが、1815年にパリ条約によりサルデーニャ王国に譲渡、その後1860年に再びフランスに割譲された。
そのためこの地域ではフランスのコートダジュールらしい料理やイタリアのパスタなど独自の食文化を持っていたそうだ。
今著では当時のコンテ・ド・ニースから現在に至るまで食べられている典型的な料理約50点が掲載されている。
ズッキーニの花やヒヨコ豆、シラス、ラヴィオリ、ニョッキ、ピストゥなど南仏やイタリアのような雰囲気を持ったコンテ・ド・ニースの料理をご覧頂きたい。
Publisher: Memoire millenaires 社
120ページ
フランス語
2015年刊行
サイズ:縦 22cm×横 22 cm×幅 1cm
ISBN: 978-2-919056-41-5